龍谷大学 経営学部 秋庭ゼミ演習募集2022について(4)

実際に「商売」をしましょう。デジタルマーケティングを自ら学び、商品を売りましょう。

実際に仕事をしないとビジネスは学べない。しかし、仕事をするには就職しないといけないし、就職すると「仕事は与えられるもの」で好きなことはできない。このジレンマをどうにかできないものでしょうか?これが現在のビジネス系の大学教育が抱えている根本的な矛盾であり課題です。就職する前にビジネスを効果的に学べないのです。

だから実際のビジネスに絡みましょう。志を同じくしてくれる小規模ビジネスと一緒に、そこの商品を売りまくるというチャレンジをしましょう。魅力的な商品販売のページをコンテンツを作成し、そこにいたる顧客の行動をアクセス解析のカタチとして監視し、改善に改善をかさねて、実際に商品を販売しましょう。

店員としてならばそれはアルバイトと同じ。しかし、我々が取り組むのはwebのアクセス解析とコンテンツ作成であり、今なお、進化し続けているデジタルマーケティングです。

今後、あらゆる商売においてアクセス解析とwebマーケティングは顧客行動を捉える基本中の基本になります。ただ、大学教育でこのようなプログラムを提供しているところはごく一部です。

うまくいく保証は一切ない。だから全部がチャレンジ。

秋庭ゼミはこのような小規模ビジネスを組んで実績を出した経験はまだありません。2022年2月からの取り組みです。また今後実績ができる保証はなく、私に指導実績もありません。

ただ、大学教育の演習という自由度の高い仕組みのなかで、このような学習機会を作り出せるのは、我々のような立場の人間だけなのです。

こんなことをするのはおそらくごく限られた教員だけです。けれどさ。尖ってるの、好きなんだよね。やるなら新しいことをしたいじゃない?だって、それがアントレプレナーシップなんですから。みんなが「いいね」といったらもうそこにチャンスはありません。なぜならそれが当たり前になっているときにはすでに競合がひしめいています。その時、もう新しくはないんです。

だれも注目してなかったり、「それはほんとにできるの?」というところからベンチャー企業はスタートします。スピードと学習を強みに、のんびりしている他者を追い抜いていく。それがスタートアップの特徴です。大事なのはこのプロセス。「起業すること」ではなくダッシュ力と学習を強みにした経験をしましょう!

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