特に専門知識があるわけでもないしがない大学生の僕ですが、なんか良い感じのサービスで起業できそうなんです(サービス内容を説明すると無駄に文章長くなるから割愛します)。
この記事では、なんの取り柄のない僕でも行動し続けることで見えてくるものがあった、ということを伝えたいのでただひたすらに僕が行動してきたことを書きます。重要なのは中身ではなくこれだけ行動してきたという事実なのでサブタイトルを流し読みするという読み方でOKです!
起業したい!けど何したら良いかわからない!そんな人に読んでもらいたい記事です。
大学入るくらいの時から起業になんとなく興味を持っていました。しかしこの段階では起業の「き」の字もわからないような状況です。しかし大学にはそのような施設やサポートする仕組みはありません。
そんな僕はどこか起業に関係する場所に身を置きてぇ!と思ったわけです。
大学唯一の起業系サークルと繋がる
大学には起業系のサークルが一つだけありました。当時1年生だった僕は意を決してそのサークルの門を叩き部屋に入りました。(結局入部はしなかったのですが笑)
起業系と書いてあるのは、所属する学生が起業するでもなく、起業家などをお呼びしてイベントを開いたり、大学でのビジネスプランコンテストの運営などの活動に留まっていたからです。
しかし、そこの代表の方とお話しする中で有益な情報を得ました。京都リサーチパークで起業部が設立されることを知りました。僕はここに行くことを決めます。
京都リサーチパークで起業部に入る
ここのプログラムは起業についての簡単な講義が数回、その後入部したメンバーでチームを組む。そのチームで本格的にビジネスプランを練り上げ、ビジネスプランコンテストなどに参加していく。というようなものでした。
ここで自分があまりにも無知なことに絶望します笑。
一緒にやろうよ、と言ってくれた人は京都大学大学院で微生物を専門に研究していて、「顕微鏡での解析の自動化をしようかと考えているんだよ〜」と。物凄い簡単な言葉で言い換えていますが本当はもっとこう凄かったです(語彙力)
他にも、ロボット工学を専攻している人や、京大卒業後アクセンチュアで働きながら参加している人など大学1年生の僕からしたら周りと自分のレベルの差に愕然としました。
自分にも何か経験や知識がなければ、相手側にとって組むメリットがないなと思ったので、自分で何か経験をしてみることにしました。
1〜2年生の間にビジネスプランコンテスト4回出場
起業の知識や感覚を掴むにはビジネスプランコンテストに出場するのが良いんじゃないかと思い、いろいろなアイデアで出場しました。
- 手始めに大学のビジネスプランコンテスト →予選敗退
特に市場やニーズを考えることなく、これはイケるんじゃないか!?という内容で提出しました。見事予選敗退です!笑
サービス内容を簡単に話すと、訪日外国人観光客と在日外国人を結ぶマッチングサービスです。在日の方は職がなく困っている方が多いことを授業で知りました。かたや京都には異常な程の訪日外国人観光客がいました(コロナ以前)。在日の方には訪日外国人観光客を案内することで双方にメリットがあるのではないかと考えました。
- 武者修行コンテスト→書類落ち
前回の反省を活かし、ニーズがありそうな、もっと自分に身近なところで考えて提出しました。
サービス内容を簡単に話すと、一人暮らしの大学生の食生活に寄り添うサービスです。例えば、カレーのルーやカレーに必要な、切ってある野菜をパッケージング化して冷凍販売するお店です。コロナになってから餃子を無人で販売する店舗などが出てきましたがそのイメージです。スーパーの冷凍よりは少し高いけど、美味しくすぐ食べられる料理を提供できる点で、部活帰りやゼミで遅くなった大学生に刺さるのではないかと思いました。インスタグラムでアンケート調査をしてお遊び程度ですがニーズ調査などもしてました。しかし、ダメでした。今思えば全然練られてなかったなと反省する点は多いですが。
- キャリアインカレ→書類落ち
これは協力企業の課題を解決するという少し変わった内容なので詳細は省きます。
- KOINビジネス実践ラボ→20万円の活動資金をいただく
これまでいろいろなビジネスプランコンテストに出たり見たりしてきた中で、WHY YOU?つまり、
なぜあなたがその事業をやるの?を凄く聞かれることが多く、それがガチっとはまっている人が成功しているなぁという法則性が見えてきました。
そこで自分でなきゃできないサービスを考えるために、丁寧に自己分析をしてから考えた結果、見事20万円の活動資金をいただくに至りました。
サービス内容はアートのサブスクサービスCasieさんの、アーティストが子供versionのものです。これにより子供の自己肯定感を高められたら良いなと考えていました。僕自身、元々自己肯定感が低かったのですが、絵の表彰をされる機会が多く、それが自己肯定感を向上させることにつながったという確信がありました。しかし、絵の表彰とは、大人が勝手に決めた基準のもと少人数だけが評価されるものです。子供の自己肯定感を上げるために、成果物が展示される機会が増えたら、店にはアートが、子供には自己肯定感が与えられるのでは。そういう数値化できない部分をビジネスとして成り立たせられたら面白いのではないかと思っていました。
活動をしていく中で、どうやってサービスを広げていくかという課題にぶち当たりました。作るのは誰だってできる。それを成り立たせて広げるのが難しいんだという当たり前の事実に気付きました。
売り込み方を知りたくて営業のインターンへ
サービスを作ったとしても、それをどう広めたら良いのかわからなかった僕は企業はどうやってるのかを知りたかった。そこで京都にある営業をしているインターンに参加しました。
そこのインターンでは2ヶ月に1回ほどの頻度で、ピッチがおこなわれていました。インターン生がランダムでチームを組み、そのチームで1か月ビジネスを考えて社長に提案。それが社長の目に留まれば、そのプロジェクトを会社のお金で動かしていくことができると。
そこで集まったメンバーが今の起業しようとしているメンバーです。たまたま優秀な人が集まり超ラッキーでした。関西大学で自然言語処理に精通している人、京都大学大学院で画像処理を研究している人、京大模試で全国1位をとったことのある秀才、そして僕(浮いてる〜!笑)。
そのメンバーで考えてたプロジェクトは社長の目には留まらなかったのですが、現在進行形でどんどんブラッシュアップを重ねています。
最後に
起業したいと口で言うのも良いけど、まずは手足を動かしてみてください。点と点がいつか繋がって何かになると思います。スタンフォード大学の卒業式でスティーブ・ジョブズが言った”Connecting the dots“ってやつです。
行動は大事!