こんにちは!今日は起業のヒントはあなたにあるかもしれないという話をしたいと思います。
専門性が高い分野で起業する場合は、その専門を学んでいることが理由になりえます。しかし専門分野がない学生にとっては、そうはいきません。だからと言って落ち込まないでください笑
「あなただだからできる」ということがあれば、それが起業の理由になるかもしれません。
私はビジネスプランコンテストに4回出場したことがあるのですが、そのほとんどでなぜあなたがやるの?ということを聞かれました。いわゆるWHY YOU?というやつです。
自己分析をしたら、自分にしかない起業のヒントが見つかるかもしれません。私は自己分析をして見つけた起業のアイデアで20万円の支援金を頂いた経験があるので、それを紹介したいと思います。
自己分析でアイデアを見つける
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学とそれぞれのフェーズで何があったのか、その時どんなことを感じたのかという自己分析をコクヨのノート4冊に渡り自己分析をしました。自己分析の方法は『メモの魔力』という本を参考にしました。この本はメモについてだけでなく自己分析のやり方も書いてあるのでおすすめです。
自己分析を通していくつかアイデアは浮かんだのですが、その中でもこれは僕にしかできない!というビジネスアイデアのヒントは小学生の頃に埋まっていました。その内容について具体的に紹介して行きます。
小学校の実体験から見つけたビジネスアイデア
私は人見知りでなかなか人と馴染むのが難しい性格です。それなのに小学校の時に転校をし、なかなか友達ができない期間がありました。多感な時期にそのようなことを経験し、自己肯定感が下がっていました。しかし、私はたまたま絵の才能が少しあり、絵のコンクールに出すたびに入賞。それが自己肯定感の向上につながっていました。
これをヒントにビジネスアイデアを考えました。絵のコンクールというのは大人が一定の基準を設けてその中で選ばれた少数の人にしかスポットが当たらない。絵は個性そのものであり、それが評価されることで自己肯定感が高まるから、もっと多くの子供の絵が評価されるべきだと。
そこで「店に絵を飾りたい人」と「絵を描くことで自己表現したい学生」をマッチングさせるサービスがあれば良いのではないかと考えました。
現実は厳しく、そのアイデアの実現には至りませんでした。京都にある寺町通という商店街を行脚し、飛び込み営業をかけてみたものの芳しい返事は返ってきませんでした。今思えば実績もない僕が信用されないのは当然でした。
そこで実績作りのためにワークショップをやることにしました。自己肯定感について1ヶ月ほど論文を読み漁り研究をして、絵×自己肯定感のワークショップを開きました。当日親子総勢20人ほどが来てくださり、初めてバイト以外でお金をいただく貴重な経験ができました。評価も非常に良く、これを続けて実績作りをしてから店側に協力をしたらビジネスになりそうな予感はしました。
しかしまぁ、スケールはしにくいだろうということでこのビジネスは諦めることにしましたが。
おわりに
起業したいけど、何で起業したらいいかわからない。
そんな悩みを持っている方は是非一度自分自身の過去を振り返ってみてください。
ビジネスになりうるアイデアが眠っているかもしれません!